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なんとなく気になった物事

普段気にも止めてなかったけれど、なんだか突然気になってしまった事などを書いていこうと思います。

 

夏季オリンピックの未開催の国のなぜなぜ? [日記]

近代オリンピックとして再びオリンピックが

開催されるようになったのが1896年で、

それから4年に一回だとすると。。。。

世界の国々の数を考えると
未開催の国が多いのは当たり前なのですが
ある国では2回開催されたりしていますよね?

そういったことを少し考えてみようと思います。


近代オリンピックはフランスのクーベルタン男爵
という人の働きかけにより始まり、
古代の平和の祭典の復興を目指したものです

しかし、優劣をつけたり、国ごとでの参加であれば
当然のように勝負事になり、
様々な政治的な関連が生じてしまいます。

当然ですが、戦争の影響があったり
冷戦の影響を受けたりしました。

そして、政治的関連の他に影響を受けるのが
「経済」としてのオリンピックです。

開催されるにあったって様々な資金の問題が
発生します。


第一回目の1896年ギリシャ・アテネでのオリンピックも
資金集めに苦労しました。その為10日間の開催と
短くなったものの大会は成功をおさめました。

その後の1900年、1904年の二大会は
万国博覧会の附属大会に成り下がってしまったり
やっと1908年の大会からオリンピックとして
形が整ってきたと言われています。



「経済」としての画期的な大会が1984年の
ロサンゼルス大会です。


オリンピックをショービジネス化した初めての大会で
結果として2億1500万ドルの黒字を上げました


その成功の裏側には

 ・スポンサーを「一業種一社」に絞ることによっての
  スポンサー料の吊り上げ
 ・聖火リレー走者からの参加費の徴収

などがあります。

ショービジネスの上手なアメリカらしいといった
感じもしますが、良くも悪しくもこの後
「オリンピックは儲かる」となっていく訳です。


この認識が広まることによって
立候補都市が増え、各国のオリンピック委員会と
スポーツ業界の競技レベル・政治力・経済力などが
問われていく総力戦になっていき、


誘致運動だけでも大きな金銭がつぎ込まれるという
方向になっていく訳です。


冷戦の終結から東西各国の政治的なオリンピック
の意味合いは減ったかもしれませんが

経済活動としてのオリンピックは更に存在感を
増しているといってもいいでしょう。


開催しても多くの人を受け入れる体制や設備
備わっていないと競技の前に開催すらできない。
そして、
現在は開催前の誘致運動への金銭などの問題
を解決できなければ、誘致すらできない。

といった現状が基準にもなっているようですね。

2013y09m09d_233406734.jpg

2020年の東京が決まった誘致運動でも
他の場所は政治的影響で懸念されたからであったり

南半球での開催は2017年のリオデジャネイロを
含めても3回しか行われていない。
(他二箇所はいずれもオーストラリア)
アジア圏の開催回数も少ない

このような事を考えてみると
オリンピックの違う一面が感じ取れるのでは
ないでしょうか?

オリンピック開催の信念とはちょっとずれているような
気がしなくもないですが^^;・・。

オリンピックの精神(オリンピズム)などに
興味があるようでしたらこちらもどうぞ^^。
⇒⇒ 「オリンピズムという理念とは?」





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