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なんとなく気になった物事

普段気にも止めてなかったけれど、なんだか突然気になってしまった事などを書いていこうと思います。

 

十三夜と十五夜!読み方とその意味は? [知識]

「 十五夜 」・・・ じゅうごや
「 十三夜 」・・・ じゅうさんや

と読みますが、

十五夜といえば、

「十五夜お月様~~」と有名なように

「中秋の名月」で月見!といった感じがします。


十三夜は馴染みが少し薄い気がしますが、
月見に関係していています。

しかし、江戸時代の遊里では

十五夜と十三夜の両方を祝い、
どちらかしか月見しない客は

「片月見」「片見月」と言われて、
縁起が悪いとさえ言われていたそうです。

(十五夜に読んだお客は十三夜も来ないと
いけないようにした計算でもあったようですが・・)



そんな十五夜・十三夜を詳しくみてみましょう。

2013y09m18d_153239562.jpg



<お月見といえば十五夜はなぜ?>


旧暦8月15日は中国で「中秋節」という
国民の祝日です。

満月が団欒の象徴とされて、
この中秋節に家族が集り、月餅などを食べる
風習があります。

このような風習が中国から奈良時代から
平安時代に伝わったとされています。



ちなみに十五夜とは
旧暦で毎月15日の夜or夜の月の事
いうのですが、

歳時記などでの十五夜では特に
旧暦8月15日の事をいいます。



<なぜ中秋というの?>

旧暦では7月・8月・9月を秋としています。

真ん中の8月を「仲秋」といい、
更に真ん中な8月15日を「中秋」ということから

「中秋の名月」という訳です。


旧暦8月が仲秋で、その15日だけが中秋ですね。

2013y09m18d_153453750.jpg




<十三夜とは?>


旧暦8月15日の十五夜の月に対して
「後(のち)の月」と呼ばれています。

旧暦の9月の13日で秋の最後を締めくくる
感じでしょうか?

食べごろの大豆や栗が備えられることから
「豆名月」「栗名月」とも呼ばれます。



面白い事に、
この十三夜の風習は中国にはありません

919年に宇多法皇により観月の宴が行われ、
これが日本独自の十三夜の月見のはじまりと
言われています。

この風習がずっと続き、江戸時代の遊里の
商売戦略にまで使われるようになっていったのも
なんとも不思議な感じがします^^。



<十三夜・十五夜はいつ?>


両方共旧暦の為、今の暦にしたものがこちら↴↴

2013y09m18d_152041375.jpg

十五夜と満月が一致しない年が多いことも
不思議な気がしますが、、

毎回満月とはいかない!?



満月は毎月くるのになんで秋の満月?
と少し思ったのですが、、

気温が少しずつ低くなり澄んだ感じがしたり、

秋は台風の時期でもありますし、

台風一過のように大気のゴミや塵を
払ってくれる事が多いから

空にが綺麗になっているから
満月も綺麗なのかな?と

勝手に思ったりもしました。。



ちょっと寒くなる時期でもあるので、
簡単な防寒をして

「中秋の名月」を味わい

秋を惜しむ

「栗名月」両方共を楽しむのも

いいかもしれませんね。





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