セイタカアワダチソウは花粉アレルギーの原因!?ブタクサの影響ですよ! [豆知識]
花粉症は春のスギなどだけ!
なんて思っていませんか?
残念ながら、秋にもアレルギーがある人には
花粉症が起こってしまうことがあるのです。
その原因の一つとされているのは
①
(by フォトココ)
②
①と②どちらでしょう!?
①が「セイタカアワダチソウ」
②が「ブタクサ」
秋に花粉症になる原因は。。
②のブタクサだけです!
ですが、正しい知識が広まらなかった為、
①のセイタカアワダチソウも同じように
思う人も多く、煙たがられる草でした。
<セイタカアワダチソウとは?>
セイタカアワダチソウ(背高泡立草)
キク科の多年草で、代萩とも呼ばれる。
その由来としは、
◯切り花用に観賞植物として導入された。
◯東京オリンピックなどで輸入された建築木材に、
種が付いていたとも言われる。
◯蜂の蜜をとる目的で輸入されたとも言われる。
◯アメリカではかなり人気のようで、アラバマや
ケンタッキーなどで州花とされています。
◯英語名はゴールデン・ロッドと言われ、
「金色の鞭」という意味である。
花粉の「か」の字もでてきません^^。
それもそのはずで、
セイタカアワダチソウは虫媒花です。
(虫を媒体にして、受粉をする。)
完全にアレルギーの影響がないとは
言い切れないようですが、
スギなどと違って風によって花粉を飛ばす、
という訳はないのです。
ここが大きな違いですね^^。
<セイタカアワダチソウ≠花粉症>
写真の用に群生していれば、
そう思われても仕方がないかもしれません。。
そして、
ブタクサと勘違いされていれば、
その多さに驚き、「切ろう!」となることも
分かる気がしますよね。。
花粉が舞いまくっているんですからねぇ、、w。。
実は、増えてしまうのにも原因があって、
「アレロパシー作用」
というものを持っているからです。
(アレロパシー作用・・・根などの部分から
ある天然化学成分をだし、ほかの植物の
種子の発芽を抑制する作用。)
しかし、自分自身が増えるだけではなく、
ある程度セイタカアワダチソウだけになると
自然と自分自身の種子の抑制も行い、
自然その数が減っていくそうです。
なんともよく出来ていると思いませんか?
◯セイタカアワダチソウには
・薬毒や公害を出す力
・アトピー
・喘息
・胃腸病
など
良いと注目されている面もあります。
これに関しては科学的な証明はないようで、
正確な所は分かっていませんが^^;・・・。
このように
セイタカアワダチソウは花粉症とは
ほぼ無縁と考えてもいいようです^^。
<ブタクサのアレルギー>
厄介なのはこちらの「ブタクサ」です。
明治初期に北米から渡来した帰化植物といわれ、
日本で花粉症といえば「スギ」ですが、
北米で花粉症といえば「ブタクサ」です!
アメリカの人口の5~15%が
ブタクサ花粉症とも言われている位なんです!
ブタクサは風媒体の草ですし、
スギなどの花粉より小さいという
厄介な面も持っています。
その為、気管支にも入りやすく、
喘息草とも・・・
なんとも困ったものですね^^;・・。
●花粉のピークはその年で違いますが、
◯全国的には8~9月がピーク
◯九州では9~10月
◯東北では8~10月
が花粉の時期になりますので、
注意が必要です!
このように見てくると、、
「セイタカアワダチソウ」と「ブタクサ」は
全く違う性質のようですね。
ある報道からそのような誤解を受けることと
なってしまったようですが・・・
今だに勘違いされている人も多いようです。
個人的には花粉症なので、
「セイタカアワダチソウだ~!」と近づいて、
「ブタクサだった!!」となると嫌なので
近づく事はないと思いますがw・
草としても全く似ていないと思います、、、
気のせいでしょうか?
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すみません、参考までに、大事な資料をFBに掲載させていただきます
by 佐山幸 (2015-11-26 19:09)
昨日申し込みをしたのですが、なんの返答もなく受けていただいてるのかどうかわかりません。 せめて受けました。のメールだけでもいただきたい。
by 益子久江 (2016-10-27 07:23)