トランス脂肪酸が気になる!?オリーブオイルはいかかです!? [知識]
ちまたで何かと話題の
「トランス脂肪酸」
科学に弱かったじぶんとしては
まぁ、いったい何のことやら^^;・・
しかし、
「食」や「体」に関して必要な知識。
ちょっとまとめて調べてみることにします。
<トランス脂肪酸は何で悪い!?>
トランス脂肪酸は
「狂った油」「たべるプラスティック」
なんて呼ばれます。
なんと恐ろしいネーミング^^;・・、、
構成する化学式がプラスティックに似ているから
そう呼ばれたりします。
このトランス脂肪酸は
常温でも固形を保つ(融点が高い)
ということで、酸化や劣化はしにくい
その分体内での代謝はされにくい。
つまり、
体内に蓄積されることで、
心臓疾患のリスクの増大やいろいろな疾患の
原因に関連していると報告があります。
◯トランス脂肪酸の生成要因
トランス脂肪酸は天然の植物油などには
ほとんど含まれません。
酸化や劣化をしない油をつくるために
する作業によって、副産物としてできてしまいます。
酸化・劣化をしない油を使っている代名詞的なものが
マーガリン・ショートニングといったものということです。
例えば、
魚油や植物油は融点が低いのです。
海の中の温度は低いので、そこで固まると・・・
生きていけないですよね^^;・・・
一般的な天然の植物性脂肪のオレイン酸の
融点は16.3℃
トランス脂肪酸の融点は45℃くらい。
体の中の脂が固まっている。
考えただけでもいろいろな疾患が起こりそうですよね。。
<体に必要な脂質>
脂は固まるけれども、
体で作られれるホルモン・皮膚などの構成要素は
材料として脂質は絶対に必要なんです。
しかも、
体で作られない脂質は
食べて取り入れるしかない。
「必須脂肪酸」と呼ばれるのですが、
これらを摂取しなければならないんです。
<オリーブオイルから脂肪酸をとる>
酸化や劣化防止が目的の油から生じる
「トランス脂肪酸」をとっても
体にはいいことがありません。
体が必要とする脂肪酸をとるには、
2つのグループがあるのですが、
その一つの代表となる脂肪酸が
「オレイン酸」
オレイン酸を多く含む食用油は
なたね油・米ぬか油などがありますが、
もっとも使いやすく、手にも入れやすいのが
「オリーブオイル」という訳です^^。
<いいオリーブオイル、悪いオリーブオイル>
オリーブオイルだからなんでも同じという事はありません。
買ったことのある方なら分かるとは思いますが、
量と値段がピンきりなんですよ~。
高いからいいと一概に言えないですが、
注意点は一つ。
できれば、「エクストラ・バージン・オイル」
を使うことです。
理由は
種類や製法で良し悪しがあるから。
例えば、
ピュアオリーブオイルなどは科学的に精製されて
結局はトランス脂肪酸が入ってしまっている、
という場合もあるからです。
ですが、
エクストラ・バージン・オイルとあっても
製法で圧搾法で遠心分離器使っていたりすると、
高熱を加える場合もあって、
それによりトランス脂肪酸が含まれることもあるので
100%良いと言い切れない所はありますが^^;・・。
少なくとも
そういった知識と注意が徐々にでも
トランス脂肪酸の摂取量を減らしてくれると思います。
「ちょっとずつ気にしてみること」
これが大切のような気がします。
ちなに、
WHOが基準とするトランス脂肪酸の摂取量は
1%以下なのですが、
日本は平均0.3%位のようですので、
恐怖感をもって、焦らされるのはよくないと感じます。
食生活によってその幅はあるので
なんとも言えませんが、
日々のちょっとした気づきから変わっていくはずです^^!
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