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なんとなく気になった物事

普段気にも止めてなかったけれど、なんだか突然気になってしまった事などを書いていこうと思います。

 

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卵かけご飯専門店は世界でも希有な存在です。 [日記]

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              (出典 CookCoop


あつあつのご飯にプリプリの卵をのせて

醤油とか好みの味をつけて、ガッと頬張る。

 「 卵かけご飯 」

個人的にシンプルだけれども深い

大好きな料理です。  


卵にアレルギーがあったり、

卵かけご飯を料理とするかは別として、

多くの人が食した事のあるものなのではないかなと

思います。


だからこそ、卵かけご飯専門店が出来るのでは?


この「卵かけ文化」

実は日本でも昔からあるわけではなく

しかも、世界でもスタンダードではないようなのです



<卵かけご飯とは>


ご飯に生の鶏の卵をかけた飯料理
調味料としては醤油などが用いられる。
呼び名は多くあり
卵かけご飯・卵ご飯・卵かけ・たまご飯・たまつる・ぼっかけご飯
など様々です。



現在の日本では卵は生食できると当然のように認知されていますが

日本以外の国ではほとんどそういった習慣はなく

薬用としての生食くらいなので、ここまで卵の生食する習慣は

独特なものである。


ただし、ミルクセーキのように生卵をつかった料理は存在するので

「生の卵をメインとする料理」の存在という意味で独特ということ



<何故にここまで独特なのか?>というと


生卵はサルモネラ菌による中毒が起きやすい

その為に安全に食べられる地域というのが少なく

日本のように衛生管理が行き届いている国は少ない。


日本でも毎年サルモネラ菌の食中毒は発生し

増加の傾向もあるので、普段の食事に注意することは

もちろん、海外などでの生食は日本のそれと同じような

感覚で食することがないように要注意です。



日本の衛生管理によって生食が広まった卵ですが、

そもそも日本では卵自体を食べるようになったのも


<古来からの習慣では無い>ことも面白い所です。


仏教の影響もあってか、魚介類中心であった日本では

一般的に鶏の卵を食べるようになったのは江戸時代と言われている


愛玩用に飼われるようになった鶏が産んだ卵が無精卵で

全く孵化しないことから徐々に風習からタブー視されなくなり

卵を採るためにニワトリを飼う習慣ができてきたようです。


しかし、当初から長く高価な食材として扱われ

現在の卵かけご飯のように簡単に扱われなかった



そんな卵かけご飯が現在は専門店が出来てしまうほど、

なんとも不思議ですね^^。


  ・古来からの文化ではなかったこと
  ・日本人だからこそできている?衛生管理なこと


ちょっと面白いと感じました。

皆さんはどう感じたでしょうか?



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