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なんとなく気になった物事

普段気にも止めてなかったけれど、なんだか突然気になってしまった事などを書いていこうと思います。

 

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美味しいトルコライスが食べれたら「トルコライスの日」なんていらない!? [日記]

長崎で有名な料理といったら、


「長崎ちゃんぽん」?「トルコライス」?


という位に知名度が高いですが、

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2010年から「トルコライスの日」というものを

長崎市として広めようとした訳ですが、

実際にトルコへ親善訪問したら。。。。

「そういった料理はトルコに実際にない」

となり、トルコライスの日の設定にも問題が

発生し。。。「トルコライスの日、中止」

となってしまった訳です^^;・・。。



「大人のお子さまランチ」と呼ばれ、
全国的にも知名度が上がってきた長崎市の
「トルコライス」ですが、
そもそも何故に「トルコ」が付いている事すら
定かではありません。

その名前に関しては諸説あります。


<トルコ料理起源説>

トルコ料理のケバブでは皿に盛って
供するものがある。

その点でピラフ・肉・サラダという組み合わせで
一枚の皿に乗せるところが似ている

しかし、

豚肉を禁忌とするイスラム教信徒が多数なトルコで
豚カツがのることは考えづらい。

複数の炭水化物を同じ皿に乗せる事もない。

などが生じる。


<トリコロール説>


カツ・ピラフ・ナポリタンの3種類をトリコロールカラー
重ねあわせ、トリコロールから「トルコ」となった。



<トルコ接頭語説>

1950年代当時に風潮として名称にトルコと入れることが
流行りだったためトルコライスとした。



その他に
<トルコ架け橋説>や<店名説>
など

様々な説があってこれといった確証があるものはないです。

「なんとなくトルコライスになった」!?という感じにしか
思えないのですが^^;・・



B級グルメとしても知名度があがってきたし、という所で
2010年に「トルコライスの日」というものが始まったのです。


9月16日がトルコライスの日と決まった理由が、


1890年9月16日に当時のオスマン帝国(現トルコ)の軍艦
エルトゥールル号が和歌山県沖で沈没し587人が死亡する。

その事故で587人が犠牲になるが、沿岸住民が69人を
救助しました。生存者は翌年故国に無事に帰還。

9月16日は日本とトルコの友好の歴史が始まった日
とされている。

この事故の日だからです。


・日本にとっては友好の記念

・トルコにとっては殉職した人を思う聖なる日


この観点の違いもズレてしまった原因の一つでしょう。



こう見てくると、

トルコライスを広めようという方法
トルコとの交流を深めようという点

かなりのズレを感じてしまいますね。


でもトルコライス自体には1950年代からの歴史があり

その発祥が分からなくとも、食文化として残ってきたもの


「美味しい」「楽しい」といった観点があればそれはそれで

いいのではないでしょうか?と思います。


今度はトルコライスの日だけではなく、

トルコライス自体の改名の問題等でてきてしまいそうな

雰囲気もありますが・・・・


ずっと長崎のB級グルメ・長崎のソウル・フード
「トルコライス」でいいのでは?と個人的には思いますが。



そうそう、、

トルコとの関係についてですが、

今後は

3種類の料理をワンプレートで供する
長崎オリジナルの洋食であることを理解してもらい
日本とトルコの架け橋となる名物料理として
発信していく方向のようです。












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