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なんとなく気になった物事

普段気にも止めてなかったけれど、なんだか突然気になってしまった事などを書いていこうと思います。

 

海洋深層水を使っての海洋温度差発電への期待 [日記]


今年の4月半ばから、沖縄本島の西約100㎞にある久米島で

海洋温度差発電の実用実証が行われている事を

ご存知でしょうか?


温度差発電とは

600~1000メートル程度の深海の冷たい深層水と表層の

暖かい海水の温度差を利用して発電する。

その方法は沸点の低い熱媒体を表層水で気化させ、

タービンで発電、冷たい深層水で液体に戻す事により

電気を供給する。

2013y07m07d_212209031.jpg
               (by日比野庵本館)

久米島では深層水の温度が8.5℃、表層水が平均26.5℃という

温度差による熱量を利用する。

何故今回久米島の海洋温度差発電が注目されるかというと

これまでは佐賀県伊万里市に佐賀大が出力30キロワットの

設備が唯一の実証機であたったが、これは深層水ではなく

人工的に温度差を創りだしていた。

久米島は深層水を使っている世界初唯一の実用実証プラント

の為に注目を集めている。



海洋温度差発電の利点


地球の70%は海水が占めていて、太陽の熱エネルギーで

海水表面の温度が保たれている。そこには大きな熱エネルギー

があるため利用できれば、日照に左右される太陽光発電など

と異なり、出力を超長期的に得る事ができる。

その半面

表層水と深層水温度が18℃と熱量が少ない、

火力発電の温度差などは245~255℃の差の熱量であるから

その発電量に差が出ることは明らかです。

発電効率の高い材質の使用や取水管の損傷などがポイントに

なってくる。


今回の久米島の実用実証では2014年度末まで季節や天候、

海水温の変化に伴う発電量の変動などを調査する事になる。



海にある太陽のエネルギーを使うことが出来たならば、

安定的もありますしとても有効なエネルギーになりうると

感じます。


後は、使う方のエネルギーへの考え方を少しでも

変えていくことが大切でしょう。




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