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なんとなく気になった物事

普段気にも止めてなかったけれど、なんだか突然気になってしまった事などを書いていこうと思います。

 

詳しく知ろう白色ワセリンとその使い方 [知識]

肌が弱く、普段からプロペト(白色ワセリン)を使っているのですが、

白色ワセリン?プロペト?サンホワイト?と違いがあやふやなので

調べてみることにしました。



ワセリンの原材料は「石油」です。

石油??って大丈夫?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。


きっと石油にあまりいいイメージを持っていない場合もあります。


しかし、その大元は「植物」



ガソリン・灯油などの原料の原油とは

昔の地球の植物が5億年以上かかって地層に堆積した物質。

地表に枯れて落ちた植物が時間をかけて地球の中心に向かい

その過程で圧力や熱を加えられることによって性質が

変化して、原油といった形に変わって地層に堆積した

ものなのです。

(つじつまの合わせのように聞こえてしまうかもしてませんが、

多くの年月をかけて自然が作れ上げたものである原油は

性質が安定しているという面もありますし、ガソリン等

その多くの恩恵に預かっています。石油=悪いとしてしまう

のではなく、正しい知識と正しい使い方を知ることが大切

では無いかと思う次第です。)



原油からガソリン・灯油・LPGなどの石油製品が作られ、

その後にペトロラタムゼリーと呼ばれるカスが残ります。

その中の不純物を取り除き、高純度に生成したもの

「ワセリン」ということになります。




19世紀石油資源発掘の最盛期に出た大量の石油廃棄物

や重油の廃棄物を有効に活用するために開発されてきた

経緯があります。



 
ワセリンの精製技術が乏しかった初期では

主に「黄色ワセリン」というやや不純物の混じったものが

作られ、技術の進歩により更不純物を取り除いた

「白色ワセリン」が登場します。



その白色ワセリンを更に精製したものが「プロペト」



プロペトを更に精製したものが「サンホワイト」になります。



黄色ワセリン・白色ワセリン・プロペト・サンホワイト

全てがワセリンですがその純度が



黄色ワセリン<白色ワセリン<プロペト<サンホワイト



となっているわけですね。



白色ワセリンが普及した最大の理由が


<医療品としての安定性>

<大きな副作用が少ない>

<肌の保湿効果を高める>

などがあります。



その為にワセリンはリップクリーム、化粧クリームなどの

基材として使用されます。



そして、プロペトは白色ワセリンに比べて伸びがいいこと、

ベトベト感が少ないことによりアトピー性皮膚炎のケアに

使用されます。その安定性と低刺激等で眼科用のワセリン

としても使われています。



副作用はかぶれ・湿疹などが記載されていますが、

ほとんどないと言ってもよいとは思います。


(自分は今までプロペトの副作用と思われるものは出たこと
はありません。。。)



ただ、原料が石油ですから「油」です。精製されたにごく微量

不純物が残っていて、それが太陽にに当たりシミ・くすみ等の

原因になった事も昔にはあるようです。


白色ワセリンを更に精製したものがサンホワイトですから

そういった面も違いはあるかもしれませんね、


サンホワイトは医薬品ではなく化粧品扱いの為

保険が効かないという点には注意が必要です。


手・口・体・ささくれ・ひび割れ・保湿などなどいろいろな場合に

使えます。


ただし、患部を清潔にして塗ったり、塗る手をまず洗ってから

清潔な手で!「清潔に」といったことには気をつけてくださいね。



個人的にはですが、

いくらベトベト感が少ないとはいえど、、、、

結構ベトベトしていると思いますので、夏場は特に

薄く回数塗るなどいろいろな工夫が必要だと思います。

上手に使えればこれほど頼もしい保湿効果はないと思います。



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