鼻ポリープは副鼻腔炎?蓄膿症?手術が必要!? [知識]
長い鼻水、鼻詰まりだなぁ~。
アレルギーかな!?
ちょっと咳もでるし、
風邪が長引いているのかな!?
なんて症状が続く時。。。。
ひょっとしたら、
鼻の奥の副鼻腔という所で起こっている、
「鼻ポリープ」かもしれません。。
<鼻ポリープとは>
「鼻茸」と呼ばれる病状の別名として有名です。
この病状は慢性的副鼻腔炎などが原因で起こる
症状の一つです。
鼻の粘膜の炎症によって粘膜が増えてしまい、
柔らかい水ぶくれのような腫瘤になり、
キノコに似ているので鼻茸と呼ばれます。
そして、粘膜が異常増殖して出来てしまう
ポリープなので「鼻ポリープ」とも呼ばれる訳です。
ちなみに、
副鼻腔炎は
副鼻腔に炎症が起きている症状ですが、
慢性的な副鼻腔炎は蓄膿症と言われるので、
こちらの方が知っている方が多いかもしれません。
◯鼻ポリープの原因
風邪・鼻炎、アレルギー性鼻炎などに長期間かかり、
それをほっておいたりすると、
炎症でできた膿が自然と出てしまわない為、
その残った膿がまた粘膜に溜まるという
悪循環のサイクルが原因の一つと考えられています。
本当ならば、体を守る白血球の一種である
好酸球というものが増え過ぎた。
これによって鼻ポリープが出来てしまうと
考えられています。
そして、
鼻は空気を吸ったり、吐いたりしますよね?
気道ともつながっているために、
好酸球が気道でもいたずらをする。
それによって、「ぜんそく」「咳」といった
症状がでてきてしまいます。
また、先程述べたように
長い風邪と勘違いしてしまう原因がここにあります。
◯鼻ポリープの症状
鼻ポリープをそのままにしておくと。。。。
鼻水、鼻詰まりはもちろん、
頭が重いなどの頭痛、副鼻腔辺りの鈍痛
咳、ぜんそく・気管支炎、咽頭痛など
じわりじわりと体を重く感じさせる原因を
作っていってしまいます。
◯どうやって鼻ポリープを発見するのか?
実は、鼻ポリープは早期発見が難しいのです^^;・・。。。
咳やぜんそくなどの症状がでる頃には
鼻ポリープは大きくなってしまっています。
ですが、、
小さい内に鼻ポリープの判断するには、、
それは「臭い」だそうです!
鼻ポリープはにおいを感じる所の近くできると
小さくとも存在を発見することができるそうです^^。
「風邪ひいた。。。。長いな^^;・・」
と一ヶ月以上続いて、
醤油やコーヒーなど普段ならば感じるにおいを
感じれない。。
そんな時には注意が必要です!
鼻ポリープをそのままにしておき、気道までいってしまい、
ぜんそくなどへの変化をすると厄介ですよね。。
その治療としては
まずは、副腎皮質ホルモン薬を鼻にシュッシュと噴霧。
小さくなればOKで、
治療で変化がない場合は手術となるようです。
局所麻酔や全身麻酔、日帰りなど様々で、
日帰り手術は約13,000円くらいで、術後は要通院。
ちょっと調べたらこんな感じでした。
◯問題点
手術で鼻ポリープをとったとしても、
また出来てしまうことが多いのがこの病状の
厄介な所のようです^^;・・・。。
手術自体は麻酔もしていますから、
痛みはほとんどないようですが、
何度もぜんそくや頭痛のような症状が
出来てしまう事はちょっと頭が痛いですね。
アレルギー対策として体質改善をしてみたり、
鼻風邪や長期間の鼻水・鼻詰まりといった症状に
普段から注意してケアをしていくこと。
こういった事が一番大切かもしれませんね。